2013夏 北海道・東北遠征 
その8 (8月8日 稚内観光・稚内〜音威子府〜旭川)
 この日は宗谷バスの定期観光便を使って、稚内観光をしました。約3時間で、3300円です。ネックとしては、出発が朝8時と少し早めということです。稚内駅〜宗谷間が約1300円前後なので、観光定期便を使ったほうが、お得に稚内市内を楽しめて、しかも午前中で終わるので、午後から移動しやすいという利点もあります。
宗谷バスの観光定期便
 まずは、稚内港内にある「稚内港北防波堤ドーム」に行きます。北海道遺産に指定されているものです。北海道と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の乗船客が利用のためと防波堤として、昭和6年から建築が始まり、約5年をかけて完成しました。その後、昭和56年に全面改装されたものです。
稚泊航路記念碑 
後ろにあるのが北防波堤ドーム
北防波堤ドーム その1 北防波堤ドーム その2
 稚内公園の見学です。稚内公園には、戦時中の慰霊碑があります。まず、樺太で亡くなった日本人のための慰霊碑である「氷雪の門」と樺太の真岡郵便電信局の電話交換手がソ連の侵攻により、集団自決をしたことを慰霊する「九人の乙女の碑」があります。戦時中のことについて改めて、考えされられました。
 九人の乙女の碑 稚内公園から市内を一望
稚内公園の後は、日本海と宗谷湾を区切るノシャップ岬に向かいます。晴れていると、利尻富士が見えるそうです。また、近くには、稚内市立ノシャップ寒流水族館があります。また、国際海峡を守る稚内灯台もあります。
ノシャップ岬
  次は、稚内丘陵です。自然がたくさんあり、牛が放牧されていて、海だけではない、稚内の大自然を感じることができました。この場所も北海道遺産指定されています。また、風力発電機が57機ほどあるそうです。
稚内丘陵
 観光の最後は宗谷岬です。日本で最北端の場所になります。晴れていると、43kmしか離れていない樺太がよく見えるそうです。また、近くのお土産屋さん(柏屋)は、日本最北端のお店で、観光記念の色紙も販売しています。観光バスは、稚内空港を経由し、稚内駅に戻ります。
宗谷岬
  2013年度は、JR北海道内の特急列車などに、車両トラブルなどが続発し、札幌〜稚内を結ぶ特急「サロベツ」運休になりました。
 その代替列車として、臨時快速が運転されました。使用車両がキハ40系なので、快速としての運転となりました。当然快速なので、北海道・東日本パスでも乗車できます。
 臨時快速 サボ
  昨日食べれなかった音威子府駅の常葉軒のえきそばを食べることができました。黒いそばが特徴です。だしもそばも本当においしく、食べることができました。近くの道の駅では、お土産用として、販売しています。
 また、音威子府駅には、廃止になった天北線で路線図と廃止当時まで使われていた鉄道用具の展示もあります。
 音威子府駅
 天北線で使われていた鉄道用具  天北線の路線図
稚内〜音威子府〜旭川 間
2013年8月8日
 現在
稚内 13:42発 9426D 臨時快速
旭川 行き(注1)
音威子府 14:45着
17:19発 4334D 普通
名寄 行き(注2)
名寄 18:22着
18:24発 330D 普通
旭川 行き(注2)
 旭川  20:15着
 注1 特急サロベツの運休による代替列車。快速なので、普通乗車券のみで乗車できます。
注2 稚内からの直通運転。幌延、名寄で列車番号変更のためこのような記載にしました。

 

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