2010旅行記 夏 北海道旅行
その13(8月12日 仙台〜上野〜赤羽間)
 仙台からは常磐線経由で帰ります。常磐線は、正式には宮城県の岩沼駅から東京都の日暮里駅までを太平洋側を通るコースで結んでおり、宮城県、福島県、茨城県を通るコースで結んでいます。
 まずは、仙台から原ノ町へ向かいます。仙台〜
原ノ町間は、E721系の運用が多いです。ただ、夕方ということもあり、かなり車内は混んでいました。E721系については、その1で紹介済みですので、そちらをご覧ください。
仙台〜原ノ町間
E721系 8月5日 仙台駅で撮影
 原ノ町〜いわき間は451系1500番台が使われています。以前は、上野〜いわき間も走っていましたが、上野〜勝田間を中心にE531系への置き換えに伴い、友部〜原ノ町間の運用に変わりました。
 座席は、ロングシートでした。
原ノ町〜いわき間
451系  原ノ町駅で撮影
 いわき〜水戸間は、上野〜土浦間で使われていたE501系が使われています。上野〜土浦間で使用されていた当時は、トイレがなかったので、運用区間変更に伴い、トイレを付けました。製作された当時が、通勤列車であることと、京浜東北線の209系を参考にしたため、座席はロングシートです。
 でも、最近はE531系もグリーン車なしで、いわき駅まで乗り入れています。
いわき〜水戸間
E501系 いわき駅撮影
 E531系は、つくばエキスプレスが開業するのに伴い、常磐線からつくばエキスプレスへ流れる乗客をなるべく、少なくするために開発された車両です。
 E231系をベースし、直流・交流に両方に対応しています。(茨城県石岡市に気象庁地磁気観測所がある関係で取手より先は観測の関係から、交流にする必要がありました。)
 宇都宮線・高崎線と同様に、グリーン車をつけました。また、一般車は案内ディスプレイをつけ、一部の車両にはボックスシートを復活させました。これで、常磐線を全区間乗ることができました。
 水戸〜いわき間
E531系 上野駅で撮影
 
 E531系グリーン車
  長かったこの旅も終わりです。上野〜赤羽を乗ることにより、岩切〜利府などの支線を除く、青森〜上野間の 旧東北本線も走破したことになります。最後に乗ったもE231系でした。
 最初のページでなぜ赤羽駅から、出発した理由がこれで分かったと思います。
 また、青森からならば、上野まで1日で移動できることが証明されました。
 
 
上野〜赤羽間 E231系
 
 赤羽駅東口
仙台〜いわき〜上野〜赤羽間 時刻表
2010年 8月12日 現在 平日用
仙台 16:15発 252M 普通
原ノ町 行き 
原ノ町 17:37着
17:42発 678M 普通
いわき 行き
いわき  19:08着
19:15発 588M 普通
 水戸 行き 
水戸 20:44着
20:48発 1466M 普通
上野 行き 
 上野  22:53着
23:07発 985M 普通
新前橋 行き 
赤羽 23:17着
 この時刻では、お弁当などを買う時間がありませんので、
あからじめ仙台駅でお弁当を買うことをお勧めします。
 いわき駅でも買うことができますが、売り切れまたは接続の関係で買えないこともあります。
 また、飲み物は、仙台、原ノ町、いわき、水戸、土浦で購入できます。
 
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