2010旅行記 夏 金沢競馬編
その3(8月24日〜8月25日 金沢〜富山〜赤羽)
 北陸本線の普通列車の多くは、再利用の車両が多いです。まず、金沢〜富山間で乗車した413系は、急行型列車の部品を利用して作られた車両です。昔ながらのボックス型です。金沢〜富山間は約1時間で結びます。
 8月24日はこのまま、富山に宿泊しました。
金沢〜富山 413系 
 JR富山港線は、2006年に富山ライトレールとして生まれ変わりました。路面電車となり、運転時間や停留所(駅)も増えて、便利となり、JR時代よりも、乗降客も増えているようです。
 また、TLR0600形は2007年にブルーリボン賞を受賞した車両です。最先端の車両で、乗り心地も最高でした。
富山ライトレール
TLR0600形TLR0601編成
    この短い旅も後は、帰るだけになりました。富山駅から普通列車と新幹線を利用して帰ります。
 米原回りから北陸本線に入ったので帰りは、ほくほく線周りを選択しました。富山から赤羽までの旅の始まりです。 
富山駅名票 
 419系は寝台特急や寝台急行の廃止で余剰となった583系を近郊型電車に改造したものです。
 とくに、中間車両を先頭者に改造したものは、その形が食パンに似ているところから、食パン電車と呼ばれています。
 ただ、特急列車の改造なので、バリアフリーには対応していないところが欠点です。
 車いすで乗車するときは、駅員3人がかりで乗り降りするそうです。
富山〜直江津間 419系
食パン電車
 車内も583系の名残を残しています。吊革の上の部分は、寝台車のベットが入っています。
 また、ボックス席は、今までどおり、旧型の固い椅子になっていますが、寝台車の名残で、かなりイスは広い構造となっています。
 
 下と左下の写真は、富山名物のますのすしです。ふたを開けると、桶いっぱいに広がったサクラマスが食欲をそそります。価格は少し高めの1300円ですが、とてもおいしく食べる価値があると思います。  
419系車内 
ますのすし パッケージ ますのすし
 直江津駅は、JR西日本の北陸本線、JR東日本の信越本線、また、ほくほく線の事実上の終着駅となっています。各会社での間では、特急優先のダイヤを設定しているので、普通列車同士の乗り継ぎ時は1時間前後の待ち時間を覚悟したほうがいいと思います。
 北越急行HK100形電車にはトイレがありません。停車時間が長い十日町駅まで、トイレには行けませんので乗車前には、必ず、行くようにしてください。
 
 ほくほく線は、青春18きっぷでは乗車できませんので、運転手か車掌にそのことを申し出ると、犀潟〜六日町間の清算をしてくれます。
(犀潟〜六日町間 950円です。) 

越後湯沢〜水上間の普通列車の最終が17:56で、越後湯沢着が18:22分のなので、もう最終がありません。そこで、越後湯沢〜高崎間は上越新幹線で移動しました。
 たまには、普通列車だけでなく、新幹線の旅もいいものだと思います。
直江津〜越後湯沢
 北越急行 HK100形電車
越後湯沢〜高崎
上越新幹線 200系
   
 高崎から大宮・上野方面へ行くときは、新幹線よりも通勤快速(土日は快速アーバン)でグリーン車を使ったほうが、時間も変わらず、値段も格安だと思います。
 自分も簡単な食事休憩を入れて、通勤快速のグリーン車で帰宅しました。
 高崎〜上野間 E231系
  金沢〜富山〜赤羽間時刻
2010年8月24日〜8月25日 現在 平日用
金沢 17:38発 455M 普通 
富山 行き
富山 18:36着
富山で1泊・観光  
 富山  13:18発 543M 普通
直江津 行き
直江津  15:22着
 16:28発 北越急行 ほくほく線
845M 普通 
越後湯沢 行き(注1)
越後湯沢  18:22着
  18:30発 上越新幹線 342C
とき 342号
東京 行き(注2)
高崎 19:00着
19:35発 3942M 通勤快速
上野行き
 赤羽 20:48着
●(注1) ほくほく線はJR線ではありません。 
青春18きっぷでこの行程を利用する場合、犀潟〜六日町間別途950円が必要です。
●(注2) 越後湯沢〜高崎間の自由席新幹線料金は、
運賃1620円、自由席特急料金1,790
円、合計3,410円が必要です。

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